イベント開催報告
2023年 昆虫観察&採集会・標本教室・昆虫飼育教室
2023年の活動報告です。
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立体標本教室
3月12日(日)、ファーブル昆虫館にて初めての行事、立体標本教室を開催しました。
参加者は小学1年~5年までの11名、スタッフは4名で実施。
挑戦するのはインドネシア産のカレハカマキリ。翅の丸いメスか、翅のとがったオスのどちらかを選んでもらいました。
事前にはらわたを出して軟化作業をしてあるので、立体標本作成のためのカマキリの足などの準備体操から始めました。
左右対称の平面的な標本でも難しいのに、生きているカマキリの姿をイメージしながら、カマキリの胸と腹の継ぎ目で腰を折るのが難しく、曲げたつもりでもすぐに元に戻ったりして苦戦していました。
次に中足の位置を調整してから、頭を下に向かせて強そうに見せます。カマの向きを変えてポーズを決めました。
仕上げは収納ケースの土台作り。糊を塗って土を敷き詰め、よりジオラマチックにするために木の皮も設置しました。
持ち帰ってから、カマキリが乾燥したら土台に乗せて完成させてくださいね。肝心の枯葉も忘れずに・・(T)
初級標本教室
2月26日(日)、西日暮里エキラボniriにて初級標本教室を開催しました。
参加者は9組(年長2名、小一2名、小二2名、小三2名、小五1名)、アテンドスタッフ3名で実施。
開始30分前に到着した家族、かなり遠方から来られた家族、姉弟で参加の家族。
皆それぞれの期待を胸に参加されているのがわかりました。
一頭目は全員でインドネシア産のアスタコイデスノコギリクワガタを題材にしました。
日本のノコギリクワガタより一回り大きくて、少し明るい色をしています。
年長さんや低学年の子には標本針を刺すこともむずかしいですが、針を持つことには抵抗がないようです。
標本台の上に虫を固定したらアゴと触角と脚を整形していきます。
途中でスタッフにチェックしてもらいながら左右対称に格好よく。
二頭目は各自が選んだ甲虫を題材に。今回はコーカサス、アトラス、ヒメカブトなどのカブトムシが人気でした。
カブトムシは体が大きくて固いので難易度が上がりますが、パパママのヘルプでクリアしていきます。
ギワファやパリーフタマタクワガタなどを選んだ子も一頭目よりサイズアップしているので太い針を使いました。
スタッフの指示に従い、ツメの角度など細かいところまで整えて、全員二つの標本を完成させました。
持ち帰りの支度をしながら「疲れた~」とため息の子もいましたが、少し早めに終わりました。
そのせいか昆虫館へ寄ってくれた家族も何組かいました。(こ)
初級標本教室
2月19日(日)、ファーブル昆虫館にて初級標本教室を開催しました。
参加者は12組(年長2名、小一3名、小二3名、小三1名、小四2名、成人1名)、アテンドスタッフ3名で実施。
奥本館長から昆虫標本の大切さについてのお話のあと、さっそく実践スタート。
最初は全員、インドネシア産のヒラタクワガタ等を題材にして標本作りの基礎を学びます。
スマトラヒラタ、ダイオウヒラタ、パラワンヒラタと今回は特別に国産のオオクワガタも選べました。
何人かは標本を作ったことがあるようでしたが、ちゃんと教わるのははじめて。
今回は年齢層も幅広く、4名は女の子でしたが、皆それぞれ真剣に取り組んでいました。
1時間かけて一つ目を完成させ、休憩をしてから二つ目は甲虫組と蝶組に分かれました。
甲虫組はコーカサスオオカブトやヒメカブトなど、カブトムシを選んだ子が多くいました。
小3以上の蝶組はリュウキュウアサギマダラを題材にして展翅の仕方の基本を学びました。
甲虫組は一つ目よりもていねいに、あるいは講師のダメだしにしたがってやり直して、完成度を上げました。
蝶組はかなり手こずったようで時間がかかりましたが、その分よく整った標本ができたと思います。
たっぷり2時間、「疲れた~」と溜め息をもらす子もいましたが、それは頑張った証拠。
それぞれできあがった作品を袋に入れ、子供も大人も皆満足げに教室を後にしました。(こ)
冬越しの虫観察会
2月5日(日)に東京港野鳥公園で冬越しの虫の観察会を開催しました。
(参加12組(小一2名、小二6名、小三4名、小四2名)スタッフ5名)
園内の学習センターに集合し、全体説明をしたあと、園内をまわりました。事前に調べてある虫たちを案内する形式です。
蝶の仲間は、キタキチョウ、ムラサキシジミの成虫、ジャコウアゲハの蛹を観察しました。卵で観られたのはチャドクガの卵塊でした。
樹名板の裏にヨコヅナサシガメの幼虫とアオモンツノカメムシの成虫がいました。
ヤツデの葉裏にいたクロスジホソサジヨコバイの成虫をルーペで見ました。
クヌギの樹皮の割れ目ではクヌギカメムシのイクラ状になった卵塊を観察しました。
枯れたヨシハラでカマキリの卵塊とツチイナゴを皆で探し、カマキリ3種(オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ)が見られましたが、ツチイナゴは見つけられませんでした。
コガタスズメバチの成虫(次期女王)は、朽ち木の中で生きているのが確認できました。
学習センターに戻ってから、映像を利用して復習をしました。
最後に、バケツ一杯のエノキの葉からゴマダラチョウの幼虫を探す試みをし、なかなか見つけられなかったものの、参加者のお子さんが見事に発見。
冬場は昆虫の天敵の鳥のエサ(木の実や昆虫)が少ない時期なので、賢くうまく隠れていることがわかりました。(T)
初級標本教室
1月29日(日)、ファーブル昆虫館にて初級標本教室を開催しました。
参加者は年長さんから中学生まで12組とスタッフも1名、アテンドスタッフ4名でした。
1頭目はクワガタ。なかなか針をまっすぐ刺さなくて苦労したようです。
休憩をはさんで2頭目へ。カブト、クワガタ、蝶に挑戦です。蝶グループは苦戦したようです。
翅が切れたり大変なことに。ほとんどの子が2頭目の蝶に挑戦してくれました。
忘れないうちに家で復習してくださいね。(お)
初級標本教室
1月22日(日)、ファーブル昆虫館にて初級標本教室を開催しました。
参加者12組(年長4名、小一3名、小二1名、小三4名)、スタッフ4名で実施。
今回はめずらしく全員男の子でした。
最初に作る標本はインドネシア産の大型クワガタムシ。
今回はスマトラヒラタ、ダイオウヒラタ、アルキデスヒラタの3種から選んでもらいました。
年長さんや低学年の子は自分で標本針を刺すのは大変なのでパパママに手伝ってもらいます。
アゴの下にマクラを敷いて開き方を調整し、触角や足の整形(展足)をしていきます。
展足には玉針(パールピン)を使いますが、普段触らないはずなのにみんな上手に使えていました。
基本は真横に出して、真下に降ろすこと。お手本を見ながら、スタッフのアドバイスを受けながら進めます。
小2以下の子は2頭目も甲虫が題材。数種類の中からそれぞれ好きなものを選びました。
人気だったのはコーカサスオオカブト。ギラファノコギリクワガタやパリーフタマタクワガタを選んだ子も。
小3の四人は全員チョウの標本に挑戦しました。スジグロカバマダラやリュウキュウアサギマダラなど。
年長さんや小1の小さい子たちも、パパママに頼ろうとせず、みんな頑張っているのが印象的でした。
チョウの標本の小3の子たちも全員残業して2頭作成しました。とにかくみんな真剣でしたね。
小さい子たちも小3になったらチョウの標本にチャレンジしに来てください。(こ)
カブクワ飼育教室
1月15日(日)、ファーブル昆虫館にてヘラクレスオオカブト飼育教室を開催しました。