『箱の中の羊』 (集英社インターナショナル新書)
- 還暦を越えて双子をさずかった奥本センセイの子育て!?小説!!
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星のおうじさまじゃなくて、星のおじいさまが語る、孫じゃなくて、子供の話
「箱の中の羊」
「虫ムシ詐欺」
「忘れ得ぬ人々」
※2022年9月12日発刊
『ランボーはなぜ詩を棄てたのか』 (集英社インターナショナル新書)
- 奥本館長による新訳とランボー伝の第一弾
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19世紀半ばのフランス詩壇に、突然、彗星のように現れて二十歳の頃に詩を棄てた
アルチュール・ランボー。
なぜ、ランボーは詩を棄てたのか?
その理由を散文詩『イリュミナシオン』から探る。
※2021年6月7日発刊
※ファーブル昆虫館でも販売中
『わたしはイモムシ』 (工作舎)
- 桃山鈴子 初の作品集 『I, Caterpillar』
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飼育観察しながらイモムシを描く、虫愛づる画家の作品68点を収録した、美しき細密点描イモムシ画譜。
I, Caterpillar
日本語・英語併記、148頁のうちカラー128頁。
※2021年5月26日発刊
5月15日から根津ギャラリーマルヒにて個展も開催。
『ファーブル伝』 (集英社)
- ジョルジュ=ヴィクトール・ルグロによるファーブルの評伝
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博物学の巨人ジャン=アンリ・ファーブル。
その功績を世に広めた最大の理解者、ルグロ博士が詳細にたどる孤高の生涯。
「ルグロ博士は、厳密な通訳のように、私の仕事と発見の全体を要約して、驚くほど正確な見取り図を作ってくれた。その紹介の仕方は、これ以上のものは望み得ないほど、わかりやすく、生き生きしたものになっている」
ジャン=アンリ・ファーブル
※2021年5月26日発刊
※ファーブル昆虫館でも販売中
ファーブル ショートセレクション『昆虫記 すばらしきフンコロガシ』 (理論社)
- 昆虫記から抜粋したショートセレクション
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『昆虫記』のアンソロジー
「スカラベ」と「狩り蜂」の部分などを抜粋して、表記もできるだけやさしくしています。
目次
・すばらしきフンコロガシ
・本能のかしこさ
・本能のおろかさ
・未来の観察者
・わたしの学校
※2021年5月20日発刊
※ファーブル昆虫館でも販売中
『ファーブル先生の昆虫教室4 ~めぐる命と虫の役割~』 文・奥本大三郎 絵・やましたこうへい (ポプラ社)
- 朝日小学生新聞にて毎水曜日連載中の『ファーブル先生の昆虫教室』の単行本の第四弾
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奥本館長によるユーモアあふれる文章と、やましたこうへいさんのイラストによる可愛い虫たち。
ファーブルは生きた虫の生態をくわしく観察して、そのおもしろさ、ふしぎさ、巧みさを私たちに知らせてくれた人です。
第4巻では、ファーブルの研究を通じて昆虫研究の楽しさが紹介されています。
※2020年6月10日発刊
※ファーブル昆虫館でも販売中
『蝶の唆え』(小学館)
- 奥本館長の自伝エッセイが2020年4月17日に発刊されました
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ギンヤンマ、絵物語、カウボーイ、進駐軍、ラジオ・・・
かつて子供だったすべての人へ贈る ”大人のための児童文学”
「こんなことしてていいのかなあ、と思わぬでもなかったけれど、このクジャクチョウの赤い閃きが、
教えてくれる、というより教唆してくれたのだった───嫌なことを我慢することはない、今まで通りでよいのだ。
第一、お前には、嫌なことなんてできないし、続かないではないか。」 (本文より)
※ファーブル昆虫館でも販売中
『虫の文学誌』(小学館)
- 奥本館長が「集大成の一冊」と自ら称するエッセイが2019年7月12日に発刊されました
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昆虫文学を通して見えてくる人間の姿
まず本書は、古今東西の人間と昆虫との長いつきあいを、文学を通して確認します。
エピソードのひとつ、中国の古典『詩経』にハチはイモムシを狩って自分の子にすると書かれています。
日本では「我に似よ、我に似よ(似我似我)」と聴きなし、その虫をジガバチと呼びますが、
実際はイモムシを麻痺させて幼虫の餌にするのです。
このような誤りが数千年も信じられ続けたのはなぜか、そこに筆者は「人間」の生態を見ます。
官吏登用試験「科挙」では、先哲の書いたことを決して疑ってはいけなかった、その影響と考えます。
中国や日本、西欧の古典から現代文学まで渉猟し、虫に関わる箇所を抜き出し、人間とは何かを考察するエッセイです。
甲本ヒロトさんによる帯コメント・・・ ”這う言葉。飛ぶ言葉。毒針チクリ刺す言葉。活字の森で追いかけた、夢の探虫記。”
※ファーブル昆虫館でも販売中
『親子で遊べる 昆虫知育ぶっく』(朝日新聞出版)
- 昆虫を題材とした知育ブックが2019年6月7日に発刊されました
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ファーブル昆虫館が監修した児童書が出版されました。
主に未就学児を対象とした本で、図鑑ページと知育ページに分かれています。
昆虫塾スタッフが図鑑ページを監修し、生態写真もたくさん提供しました。
なお、監修者名は『ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」』としてあります。
■図鑑ページ
・このむしなーんだ?
・こんちゅうバトル
■知育ページ
<せいかつ><めいろ><まちがいさがし><えさがし><すうじ>
<おりがみ><ことば><えかきうた><おはなし>
『ファーブル先生の昆虫教室3 ~小さいからこそ生きのこる~』 文・奥本大三郎 絵・やましたこうへい (ポプラ社)
- 朝日小学生新聞にて毎水曜日連載中の『ファーブル先生の昆虫教室』の単行本の第三弾
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奥本館長によるユーモアあふれる文章と、やましたこうへいさんのイラストによる可愛い虫たち。
シリーズ第三巻となる今回も、ファーブル先生の“しつこい”昆虫実験が見どころです。
まるで探偵のように虫のふしぎな行動を解き明かすファーブル先生といっしょに、自然のナゾトキを楽しんでください。
※2019年6月5日発刊
※ファーブル昆虫館でも販売中
『織田作之助と蛍 奥本大三郎随想集』(教育評論社)
- エッセイ集が2019年2月8日に発刊されました
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奥本館長が虫と文学などについて綴った随想集。
「牧野信一と昆虫採集」「モモンガの気持ち」「AIと贋作」などを収録。
『アステイオン』などに掲載されたものに加筆し書籍化されました。
※ファーブル昆虫館でも販売中
『本と虫は家の邪魔』(青土社)
- 対談集が2018年10月27日に発刊されました
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阿川弘之さん、北杜夫さんとの鼎談、ビートたけしさん、阿川佐和子さんとの対談など。
虫好きに対する世間の偏見を吹き飛ばす、天衣無縫、縦横無尽なフリートークの数々。
”この対談集の校正刷りを見ていて、「ああ、僕の言いそうなことだ」と、当たり前のことを感じて可笑しかった。
そのころ熱中していたことを、別の相手になんどもしゃべっている。
阿川先生、北さんとの鼎談は、自分が一人前の顔をして喋っているので気が引けたが、懐かしくて涙が出そうになった。”
(あとがき より)
※ファーブル昆虫館でも販売中
『蟲の饗宴 僕はこうして虫屋になった』 (世界文化社)
- エッセイ集が2017年9月21日(木)に発刊されました
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奥本先生が『ファーブル昆虫記』の翻訳を始めた頃につづっていたエッセイが書籍化されました。
(1980年代に雑誌『太陽』に連載されていた虫随想)
サクラケムシ、カブトムシ、タマムシ、カマキリ、ウスバカゲロウ、ヒゲブトオサムシ、シデムシ・・・
春夏秋冬の24種の虫たちにまつわるユーモアたっぷりのお話しがたっぷり。
(表紙の虫は「キエリアブラゼミ」)
※ファーブル昆虫館でも販売中
『ファーブル先生の昆虫教室2 ~昆虫研究の楽しさ~』 文・奥本大三郎 絵・やましたこうへい (ポプラ社)
- 朝日小学生新聞にて毎水曜日連載中の『ファーブル先生の昆虫教室』の単行本の第二弾
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奥本館長によるユーモアあふれる文章と、やましたこうへいさんのイラストによる可愛い虫たち。
ファーブル先生が子供たちに楽しく分かりやすく虫たちを語る、幼年版『ファーブル昆虫記』。
子供の心を持つ大人にも充分楽しんで頂ける内容になっています。
※2017年6月28日発刊
※ファーブル昆虫館でも販売中
『さがそう! マイゴノビートル』 やましたこうへい 著、 奥本大三郎 監修 (偕成社)
- やましたこうへいさんの新刊がでました (6月16日発売)
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カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシなど、実物大に描かれたビートルをさがしてゲームのように楽しむ本。
子どもたちなら、ちょっとした違いをしっかり見分けて見つけ出してくれることでしょう。
児童向けですが、虫の名前や生息地域などもわかる、読んで遊べる1冊です。
『完訳 ファーブル昆虫記 第10巻 下』 ジャン=アンリ・ファーブル 著、 奥本大三郎 訳 (集英社)
- 2017年5月26日(金) 全20冊の最終巻が発刊
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2017年5月26日に最終巻となる二十分冊目が発刊されました!
刊行開始から12年。はじめてすばるに掲載されてから30年。博物学の不朽の名著、遂に個人完訳完結!
全221章のなかでも指折りの感動的なエッセイも掲載されています。
※集英社のホームページに完結記念特設サイトがオープンしています!
※ファーブル昆虫館でも販売中
『ファーブル先生の昆虫教室 ~本能のかしこさとおろかさ~』 文・奥本大三郎 絵・やましたこうへい (ポプラ社)
- 朝日小学生新聞にて毎水曜日連載中の『ファーブル先生の昆虫教室』が単行本になりました
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奥本館長によるユーモアあふれる文章と、やましたこうへいさんのイラストによる可愛い虫たち。
ファーブル先生が子供たちに楽しく分かりやすく虫たちを語る、幼年版『ファーブル昆虫記』。
子供の心を持つ大人にも充分楽しんで頂ける内容になっています。
※2014年4月2日〜2015年9月30日までの77回分に加筆、新たに写真・図版などを増補しました
※ファーブル昆虫館でも販売中
『完訳 ファーブル昆虫記 第10巻 上』 ジャン=アンリ・ファーブル 著、 奥本大三郎 訳 (集英社)
- 2016年5月26日(木) 全20冊分冊中第19冊目の配本です
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ミノタウロスセンチコガネとウシエンマコガネという近い仲間であっても、大きく異なる生態をもつ糞虫の暮らしを描く。
奥本館長のコレクションから原寸大の標本写真も掲載。
※ファーブル昆虫館でも販売中
『カブトムシゆかりの虫活! ~虫と私の○○な生活~』 (文一総合出版社)
- 2016年5月16日(月) カブトムシゆかりさんのはじめての書籍がでました
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虫はカワイイ! おもしろい!
カブちゃんことカブトムシゆかりさんが昆虫に興味を持ったきっかけは何だったのか。
小さい頃からどのように虫と関わってきたか。
家ではどんな虫を飼っているのか。ニガテな虫はいるのか。
彼女と虫たちの暮らしぶり(生活)について楽しく面白く可愛く、
写真も添えて色んなエピソードが語られています。
カブちゃんおすすめの昆虫たちもたくさん紹介。
虫がニガテな方でも読める(読んでほしい)虫活本です!
※ファーブル昆虫館でも販売中
『ファーブル 驚異の博物学図鑑』 (エクスナレッジ)
- 2016年4月10日(日) イヴ・カンブフォール (著)、 奥本 大三郎 (翻訳)
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”類い稀な観察者”と評されたジャン=アンリ・ファーブル。
彼が情熱の限りを注ぎ込み、昆虫の習性を見事に描写した『昆虫記』全10巻は、読む者の魂を揺さぶらずにはおかない。
世界を席巻した、たぐいまれなこの作品の中から、本書は最も有名な箇所を選び抜き、色鮮やかな、新たなイラストや写真を添えて現代に甦らせた。
※ファーブル昆虫館でも販売中
『ギフチョウの里 ギフチョウ・ヒメギフチョウ その混棲と生活史』 (クリエイティブセンター)
- 2016年4月30日(土) 栗田貞多男 氏 編著の写真集が発売されました
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『ゼフィルスの森』、『オオムラサキ』に続く画期的な生態写真集
信州白馬山麓と姫川谷をメインに、ギフチョウ属の生活史、
わけてもその混棲の実態を追い、貴重な生態写真を収蔵。
混棲地における混飛や異種求愛、野外雑交、産卵などのリアルなシーンを収蔵。
里山の四季とともに歩む一年間のさまざまな生態シーン。
羽化、交尾、産卵、孵化、幼虫成長、蛹化、越冬の各ステージ。
エゾヒメギフチョウやミチノク型をはじめ、日本各地の主要棲息地と棲息状況を紹介。
棲息地別標本約100頭掲載。
A4版、142ページ(カラー112ページ)
『虫屋さんの百人一種』 (出版芸術社)
- 2015年7月17日(金) 『虫屋さんの百人一種』が発刊されました
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日本アンリ・ファーブル会で編纂した本が発売中!!
小学生の女の子から超ベテランの虫屋のおじさんまで、執筆者の多様性は最高レベル。
昆虫に親しむ人たちがそれぞれの虫の魅力を、
それぞれの思い出や思い入れを交えて語っています。
※大型書店かネットでお買い求めください
※ファーブル昆虫館でも販売中(1,600円+税)
『奥本昆虫記』 (教育評論社)
- 2015年6月27日(土) 奥本館長のエッセイ本がでました
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月刊誌「潮」に連載されたコラム「山野蝶瞰」の集大成版です。
テントウムシにカブトムシ、アメンボから人面カメムシ、軍隊アリ、バイオリンムシなど、
100編の虫エッセイ。
”蜜は甘い。だが蜂は刺す。薔薇に棘があるように蜜蜂には剣がある。この世に苦痛を伴わぬ甘美さはない。
人間はつくづくあつかましい動物であって、たとえば「蜜蜂」、とこの蜂に名付けたとき、その蜂はもう、
自分のものだと思い込んでいる。
「働き蜂」は人間のために働いていると考えているふしがある。・・・” (本文「蜜蜂」より)
各エピソードに、やましたこうへいさんのたのしいイラストが挿し込まれています。
※ファーブル昆虫館でも販売中 (1,800円+税)