昆虫塾 クリスマス成果発表会
12月と言えばクリスマス♪
ファーブル会では会員同士の親睦も兼ねて、毎年クリスマス会を開いてきましたが、昨年は新型コロナウィルス感染拡大の影響により中止。
2年振りの開催は、密集を避けるため、会場をいつもの千二会館ではなく、駒本小学校の体育館をお借りして広々と。
12日のお昼過ぎ、この日を待ちわびた77名の会員のみなさんと16名のスタッフ、総勢93名が会場に集まりました。
クリスマス成果発表会と銘打った今年は、まず会員のみなさんの研究や作品の発表でスタート。
年長から小6までの11名の虫博士たちが、100名近い参加者の前で、それぞれ堂々たる発表をしてくれました。
どの発表もユニークで新しく、虫好きが心くすぐられる内容です。
「鳴き声で騙して捕まえるセミ専用虫捕り網の開発」「オオミズアオを使った新たなアロマ水の開発」「クワガタ大小比較・様々な色のカナブン」
「明治神宮の虫達、夏休み編、秋休み編」「コロナ禍での家の近所で採集した水棲昆虫・トンボ類&標本」「鬼滅の刃、蟲柱の胡蝶しのぶさんの紹介と、モデルとなったアサギマダラについて」
「アリの行動観察の為の色を付ける研究」「コンポストの研究」「昆虫採集日記と昆虫の折り紙」「モルフォ蝶について」「カマキリの研究」
日頃の熱心な虫活から生まれた疑問や、専門家も驚く貴重な発見、そして溢れるワクワクの数々が披露され、あっという間に1時間が経ちました。
展示された標本や作品も力作揃い。地元自治体の大きな賞を受賞したものも!
発表に続き、皆さんお待ちかねのビンゴ大会が始まりました。
ビンゴの前に成果発表をしてくれた子だけが選べる特別な賞品枠も設けました。
テーブルの上には、この日の為にスタッフのUさんらが作った標本がずらり!
他にも外国の大きなゴキブリ、ナナフシ、珍しいクワガタなど、生き虫もいます。
みなさん、俄然目がキラキラしてきました。
ビンゴになった順に好きな景品を選びます。子供も大人も平等です。
なかなか最初のビンゴが出ませんでしたが、出だすと次々に。
開始前に目を付けていた商品を、狙い通りゲットできた子。
迷っているうちに次にやってきた子に選ばれてしまう子。
子供の指示どおりに景品を選ぶママ。あくまで自分の好みで渋い標本を選ぶパパ。
皆それぞれです。
選んだ生き虫の飼い方を教わる親子。
とうとうビンゴにならなかった人たちにも景品は行きわたりました。
恒例のスタッフ賞もありました。
予めスタッフが選んだ番号が出ると、そのスタッフの景品をゲットするチャンス!
その番号があるカードを持っている人たちだけで争奪します。
子供も大人も交じってスタッフとジャンケン真剣勝負。
ビンゴは1回だけですが、スタッフ賞は番号さえあれば何度でも。
カード運とジャンケン運があると何個もゲットできるのです。
なのでビンゴになったあともお楽しみは続きます。
スタッフの顔と名前も覚えてくれたかな?(景品をもらった瞬間に忘れたかな?)
そうそう、Uさんのスタッフ賞は6.5メートルの長竿でした!
最後に特賞としてスペシャルサンタからの贈り物の顕微鏡を見事当てたお友達。
みんな、マスクの下はきっと大きなスマイルだったことでしょう。
用意していたクイズ大会は、ビンゴが盛り上がりすぎた為できませんでしたが、会員のみなさん、また次の機会にやりますよ、お楽しみに!
興奮冷めやらぬ会場でしたが、終了後は皆が片付けを手伝ってくださり、あっという間にもとの体育館に。
会場も内容も変更しての開催でしたが、みなさんのご協力のおかげで盛況裡に執り行うことができました。(さ)
参加して頂いたお子様たちの感想文や写真もどんどんHPに載せますのでメールで送ってください!