活動報告

2017年の主な活動レポート

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ミニ昆虫教室at若草幼稚園

7月12日(水)9時40分〜11時、目黒区自由が丘の若草幼稚園で年長・年中組の園児約90人を対象に昆虫教室を開きました。
まずは紙芝居を上演。
子どもたちは目を輝かせて集中して聞き入り、静かになった室内には時々「ギーチョン!」とキリギリスの鳴き声が響きます。
不思議そうな顔をする子どもたちに、「どの虫の鳴き声かな。3つ目の紙芝居に出てくるよ。」と言うと興味津々の表情。
キリギリスの鳴き声を初めて聞いた子も多かったようでした。

次は虫のことについて『何でも質問コーナー』。
「蝶の足はどうなっているの?」との質問には、「蝶も見えにくいけど足が6本あるんだよ。昆虫は足が6本、クモは8本、ダンゴムシは14本、犬は4本、人間も4本だね」と答えると、「違うよ〜」の大合唱。 「糞ころがしは何を食べているの?」との質問に対して、「牛などの動物の糞を食べているんだよ」との答えに、「いやだ〜!きたな〜い!」と嬉しそうに大騒ぎ。最後は、「みんな人間でよかったね」、と締めくくりました。

そして、スタッフが持ち込んだ生き虫と標本による体験学習の時間。
生き虫との触れ合いコーナーには、マイマイカブリ、クロオサムシ、オオクワガタ、ゼブラダンゴムシ、ワラジムシ、トノサマバッタ、キリギリス、オオイワマイマイなどがいました。触っていい生き虫にそっと触ったりしました。
標本コーナーでは、コノハムシや巨大なナナフシ、オオムラサキ、コーカサスオオカブトに特に人気が集中しました。

同園では「虫のことに興味を持ち触れ合いを楽しもう」、「虫のことを知ろう」を本教室の活動のねらいに掲げていましたが、貢献できたかな?



《 この活動は三井物産環境基金の助成を受けております 》

十余二わくわく昆虫教室

 7月9日、柏市立十余二小学校の昆虫教室にお邪魔してきました。小学校のボランティアグループの"十余二わくわく会"が主催するこのイベントも今年で4回目となり、毎年参加者も増えているようです。この日は総勢116名の参加者が県立柏の葉公園に集まりました。
 30度を越す暑さの中、開会前からクワガタを見つけた強者もいて、集まった参加者にもやる気がみなぎります。ところが、今年は全体的に花や生き物の発生が遅いようで、昨年はあんなに飛んでいたトンボも少なく、アブラゼミの声も聞こえませんでした。こんな年もあるのだと言うこともお勉強です。


 1時間ほど柏の葉公園で昆虫を探した後、隣接する調整池周辺に場所を変えました。こちらは柏市が管理する公園ですが、この日は特別に許可を頂きました。先ほどまでとは打って変わって、ノシメトンボやシオカラトンボ、たくさんのコシアキトンボに、格好いいウチワヤンマも登場!子どもも大人も夢中で網を振りました。

 終わってみれば、子ども達の虫かごは、トンボの他に蝶やカマキリの幼虫、バッタにコガネムシの仲間などで賑やかに。

 昆虫との触れ合いに留まらず、スタッフに持ち帰る昆虫の飼い方を聞いたり、捕まえた昆虫を図鑑で調べたり、皆さんの好奇心が溢れる1日となりました。(さ)



《 この活動は三井物産環境基金の助成を受けております 》

汐見小学校 特別授業

6月20日(火曜日) 3年2組(2時限目)、1組(3時限目) 各30名
昨年に続き、汐見小学校3学年への特別授業を実施し、スタッフ3名が参加。
テーマは「昆虫の身体」、スタッフが用意した生きたアリとヘラクレスオオカブトのフィギアを利用しました。
生きたアリ・カブトムシの成虫・幼虫のフィギアを見ながら「頭・胸・腹の分かれかた」「触覚がどこから生えているか」「脚はどこから生えているか」などを観察して終了しました。


追伸 築山にはカラスザンショウの実生やミカンの中木があり、5〜6頭のナミアゲハが飛来していました。
昨年植栽したランタナ・ブッドレアなども順調に増えていたので、花が咲き始めればクロ・カラス・ジャコウ・アオスジ・ナミなどのアゲハがたくさん来てくれそうです。

光が丘第八小学校 昆虫教室レポート

日時   三年生 6月5日(月曜日) 9:00~10:20
     一年生 6月19日(月曜日) 10:40~12:00
スタッフ 三年生 梅田、荻原、徳永
     一年生 梅田、荻原、新田
参加人数 三年生 3クラス 44名
     一年生 2クラス 30名

6月5日
 待ち合わせ30分前に現場着。下見をする。天気は良いが、昆虫は少ない。
 9:00に先生に引率され三年生約40名が到着。紹介された後、網の振り方、昆虫の持ち方、探し方などをレクチャーしてから採集開始。
特に授業っぽいことはせず、子供たちの虫取りの手伝い。網を振って採る昆虫はムシヒキアブがほとんどだが、モンシロチョウ、ヤマトシジミ、アカボシゴマダラといったチョウも採集できた。驚いたのはアカシジミ(ボロ)。光が丘公園に生息するのは知っていたがここで採れるとは思わなかった。
 飛んでいる昆虫が少なかったので草むらや石の下、ヒメジオンの花の上を探させる。と、コアオハナムグリ、ゴミムシ、テントウムシ、シデムシ(幼虫)、ヒシバッタ、ショウリョウバッタ(幼虫)などが見つかる。
 昆虫を触れない子供は少なく、数人ほど。多くの子供たちは昆虫を怖がりもせず、平気で触っていた。
 最後に飼いたいという子に餌を教えて終了。次の授業で昆虫の体を観察し、飼えない昆虫はまたここに放すということでした。

6月19日
 今日も開始30分前に到着し、下見。天気は快晴だが、採集地の草が刈り取られている。これだはバッタ類の逃げ場がなく、みんなムクドリなどに食われてしまっている。
 前回と同じく少しレクチャーしてから採集。飛んでいる昆虫はモンシロチョウ1頭を見ただけ。このチョウは10名くらいに散々追い回されたが、逃げ切った。
 草地だけでは昆虫がいないので今回は森の方まで採集する。森の下草にゴミムシの仲間が多い。種は特定できないが数種類いた模様。子供たちは女の子も含め平気で手づかみしてケースに入れていた。シデムシの幼虫も多い。他にヒキガエルの子供、カナヘビ、ダンゴムシも採集。ミミズを持ち帰ろうとした子もいたがさすがに「ミミズはやめようよ」ととめる。
 館のパンフレットを配ると多くの子が「絶対行く」と言ってくれた。

文京区立汐見小学校 築山の環境整備

5月15日、6月15日 築山の整備を実施。
5月15日:ビワの剪定、草刈り、笹やドクダミの抜根などを行なった。

6月15日:追加でビワの剪定など5月の続きを行なった後、耕してからヒャクニチソウを植栽。

次回ウマノスズクサを植栽する予定。



《 この活動は三井物産環境基金の助成を受けております 》

十余二小学校 出張昆虫教室(トンボ)

 6月7日、柏市立十余二小学校の2年生を対象に、トンボ教室を開きました。
 あらかじめ、校長先生やスタッフが清掃前のプールから救出したヤゴを、各教室の水槽にセットして観察をしていた子ども達。初めてヤゴを見たという子も、生き物が大好きな子も、みんな楽しみにこの日を待っていてくれたようです。
 授業では、講師の梅田先生から、ヤゴの飼い方の説明の他、トンボの体の特徴や仕組み、トンボの祖先が恐竜の誕生よりずっと前からいたという驚きのお話に始まり、ゴキブリやサメまで、クイズを交えて幅広いお話を聞きました。授業を通じて、みんなが少しでも昆虫や生き物に感心を持ってくれたらといいなぁと思います。


 お教室のヤゴも、お家に持ち帰ったヤゴも、無事にトンボになりますように!

十余二小学校 トンボ救出

5月31日(水)、柏市十余二小学校のプールにて、トンボの救出を実施しました。
心配していた天気は、開始時には曇り空でしたが、途中から小雨が降ったり止んだり、、、終了間際のお昼には晴天と目まぐるしく変わりました。
ヤゴの数はとても多く、5000頭以上は救出できたのではないでしょうか。
校長先生・理科の先生・PTAの方も参加していただきました。
アカトンボ系、シオカラトンボ系などに混じり、ギンヤンマも3頭救出しました。

当会の平成28年度の事業のご報告

以下の事業を行ないました。皆さまのご愛顧ご支援に感謝もうしあげます。

 1.ファーブル昆虫館「虫の詩人の館」の事業
   (1)昆虫館での展示
    ・ファーブルに関する資料:復元生家及び民具、直筆原稿、古書、昆虫標本などを展示。
    ・昆虫標本および生き虫、昆虫写真の展示を更新しながら展示。
    ・企画展示(「『続スキマの植物図鑑』の写真展(塚谷裕一教授)」・『蝶日記』の挿画展(8月)
      ヘルマン・ヘッセ『少年の日の思い出』と昆虫展)を行なった。
    ・外国産大型甲虫(カブトムシ、クワガタムシ)生体展示」、水棲昆虫、オサムシ、ハンミョウなど展示。
    ・小昆虫を超拡大してモニターで見るデジタル図鑑「虫Megaネ」を常設展示(ソフト入れ替え)。
   (2)資料収集管理
    ・昆虫の標本、文献、昆虫関係全般の蒐集と保管標本の保全メンテナンスと所蔵品管理を強化した。
   (3)啓蒙研修活動
    ・昆虫標本作製教室、昆虫教室(講話、工作、など)(計17回、親子で270名が参加)。
    ・来館者の質問と回答の展示、来館者の「むしの絵」の展示。
   (4)来館者数
    ・開館は土日の午後で、年間95日、来館者総数は3,850名であった。(かつては2,500名前後)
   (5)館の設備修繕
    ・地下1階のトイレの故障ならびに復元生家の床破損の修理をおこなった。

 2.環境保全事業
   (1)近隣公園緑地の自然環境整備
    ・「千駄木ふれあいの杜」が文京区の所有となり、これが都市林と位置付けられた。
     その公園整備につき文京区みどり公園課と意見交換を続け、整備法を協議してきた。
    「都市林」管理の新たな取り組みに道を開こうと努力中。
    ・「千駄木ふれあいの杜」公園の環境整備活動を、「千駄木の森を考える会」に協力して、毎月3回以上継続してきた。
    ・同公園の植物・動物相の調査を、「千駄木の森を考える会」に協力して、毎月1回継続中。
   (2)練馬区光が丘公園牛蒡地区の環境整備活動を支援した。

 3.昆虫啓蒙活動
   (1)昆虫採集・観察会の開催
    ・都立光が丘公園の協力を得て、昆虫教室と採集観察会を実施。
    ・都内、神奈川、千葉、埼玉、山梨で昆虫採集観察会を実施。
     この2項で、計15回、延べ398名の親子等が参加。当年は雨天中止の回が多く、実施回数は減ったが参加者数は前年を56名上回った。
     子どもたちが親と共に虫を通じて自然と親しむ貴重な機会であり、参加者の評価も高い。
   (2)出張昆虫教室などの活動
    ・千葉県柏市の小学校課外活動支援(2校)、文京区汐見小学校(2回)、目黒区の幼稚園の昆虫授業(2回)
    ・講演会とミニ昆虫展の実施(千石図書館、虫の詩人の館)
   (3)昆虫展への協力・出展
    ・スカイツリー「大昆虫展」へ出展(2年目)
     今回は、100余箱の展示やトークショウほかに協力、展示も旧来の展示法を刷新、テーマを明確にするようにした。
 4.その他
   (1)連携活動
    ・埼玉県 越生昆虫館(昆虫懇話会)(特に千駄木の森小動物相調査の支援をいただく)
    ・文京区「千駄木の森を考える会」…千駄木ふれあいの杜の整備と生物相調査等に関して。
    ・高知「牧野植物園」、高知トンボ王国(四万十市トンボ公園)
    ・明星大学でファーブル関係展示会に協力。
    ・スカイツリーでの大昆虫展に関して、アサツーDK社と連携。
   (2)サロン活動の場
    ・俳句会を「虫の詩人の館」で実施。昆虫と文学・文化活動を結び付ける活動として。
    ・昆虫写真を楽しむ会のサロンを主催。また作品の展示も実施。
   (3)広報活動
    ・当会の理念や活動について、当会のホームページを通じて広報している。
    ・諸問い合わせや取材への対応を行なった。
   (4)虫の詩人の館の売店での販売
・書籍、昆虫標本および標本作製用具類、絵葉書、各種昆虫関係グッズなど昆虫に関する商品の販売。
以上



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