イベントレポート
8月1日(土)、世田谷サービス公社の主催(後援 世田谷区教育委員会)で初級標本教室を開催しました。
今回の会場は梅丘パークホール(世田谷区梅ヶ丘)。参加者は世田谷区在住の5才から11才16名でした。
開始時間の30分近く前に会場に来た家族から順に(早い者勝ちで)標本にする甲虫を選んでもらいました。
ただし、一つ目に作る虫は、インドネシア産の大型のクワガタの仲間3種から一つ。
二つ目の虫は、アトラスオオカブト、パリーフタマタクワガタ、オオルリタマムシ、バイオリンムシなどから好きなものを選んでもらいました。



主催者のご挨拶とファーブル会スタッフの紹介のあと、虫に関する質問を参加者に。
標本を作ったことのある参加者は一人だけ、でも今カブトムシなどを飼っている子は何人かいました。
標本の作製をはじめる前に、昆虫標本についての簡単なお話と標本を作るための道具の説明をしました。
作業台や針の準備ができたら、標本にする一つ目のクワガタの準備体操をして作業台に乗せます。
最初の工程である、クワガタの固い背中に昆虫針を刺すのはなかなか大変。
でも低学年の子以外は手伝ってもらいながらも、皆なんとか刺せたようでした。



次にクワガタのアゴの下にマクラを敷き、開き方を決めたら待ち針で整えていきます。
アゴの次は触角や足も形を整えていきますが、大事なのは左右対称にすること。
スタッフのアドバイスを聞きながら、どの子も真剣な眼差しで集中していました。
1時間以上がんばって全員がクワガタの展足ができたところで標本ラベルを書いて一つ目終了。
休憩をしてから、二つ目はそれぞれが選んだ昆虫に挑戦です。
アトラスオオカブトが人気だったようですが、違う種類のクワガタやオオルリタマムシを選んだ子もいました。



基本的な手順は同じなので、思い出しながら準備作業をはじめていきます。
手順をしっかり覚えていてどんどん自分で進めて行く子もいれば、パパママに聞きながら進める子もいます。
一つ目で疲れてしまい、パパママが代わりにがんばっている家族も。
むずかしいところはスタッフもお手伝いしながら虫の足や触角を調整していきます。
付き添いの方たちも真剣にサポートしてくれた結果、終わってみれば皆一つ目よりも早く二つ目ができました。
でも標本はまだ完成ではありません。
2週間ほど乾かしてから待ち針を抜き、ラベルと一緒に標本箱へ入れなければなりません。
帰る途中で壊さないように、大事に袋に入れて、終了となりました。
大勢の子供たちと保護者の方たちから”楽しかった”という声が聞けました。(こ)
