イベントレポート
1月18日(日)虫好きにとっては淋しい真冬の最中、八王子市八王子城跡にて冬越しの虫観察会が行われました。
翌々日には今季最強寒波が予報される中、小春日和に恵まれ活動中は少し汗ばむ場面も…
この日狙うは越冬中の蝶、甲虫、ヤゴ(トンボ幼虫)などです。
集合駅からバスに乗り換え10組20名+アテンドスタッフ8名で移動です。



冬の虫探しって何だ?
でも冬の間も人知れず命はつながっているんです。
バス停を降りて徒歩5分、最初のポイント。この日のメインターゲット『オオムラサキ』の幼虫探しをしました。
樹肌と落ち葉を頼りに食草であるエノキの根本を探ります。
同地に混在しているゴマダラチョウの仲間はよく似た姿をしていますが、背中の突起の数で見分けがつきます。
オオムラサキ、ゴマダラチョウ共に良く見られ参加者みんなに渡るほど観察できました。。



そして続くはアサギマダラの幼虫探し。
当地では食草のキジョランが所々に自生しています。
丁寧に探ると2頭の幼虫が見つかりました。
お弁当タイムを挟み、ポイントを移動した居残り組は午後の散策に入ります。
川沿いを歩いて行く中、水たまりをすくうとサナエトンボなどのヤゴが見られました。



甲虫も探します。
朽木や崖を丹念に探すとゴミムシダマシの仲間やオサムシ(エサキオサムシ)を探り当てました。
寒くなり姿を消した様に見えた虫たちも色んなところに隠れているのがよく分かります。
帰り際いよいよ暖かくなって来て、虫たちが一時的な活動を始めています。
小さな蛾やクサカゲロウが飛び交っています。
帰り際にはこの季節には貴重な大型の虫、ツチイナゴがお見送りをしてくれました。



今回の参加者さんは低学年層が多かったですが、根気のいる冬の虫探しに頑張って取り組めました。
成果も上がり満足いく観察会になったのではないでしょうか。(た)
