イベントレポート
8月3日(日)、北総花の丘公園で昆虫観察・採集会を開催しました。
この3日前までは台風が関東地方に上陸する可能性もあるという予報で開催が心配されていましたが。
当日朝までに台風は過ぎ去り、天気も快晴。10組23名が参加しました。(アテンドスタッフは4名)
まずは管理棟の前で全員集合し、記念撮影をしたら目的地へ向けて歩き始めます。


集合場所から1キロ以上ある道沿いでは大勢のセミたちが出迎えてくれますがじっとガマンして先に進みます。
スタート地点に到着する前、セミたちはスルーしたのですが、実は、スルーできない虫たちを見つけていました。
オオカマキリ(幼虫)やカブトムシをつかまえた子たち。
それと、頭上をオニヤンマが旋回する様子を皆で観察できました。



やっと採集会のスタート地点に着いたら注意事項や再集合時間を決めてさっそく探虫開始。
メイン会場の大きな広場に移動して散開し、親子それぞれ虫を探します。
やはり見つけたいのはカブトムシとクワガタ。林の中の樹液が出ている木を探していくと・・



いましたいましたカブトムシ。そしてノコギリクワガタを見つけた子も。



原っぱではショウリョウバッタ、手すりや木の幹にはハラビロカマキリが多く見られました。
カナブンもいましたが、すぐに飽きられてしまって採集する子があまりいないほど多数観察。
タマムシもいくつか見られ、みごと捕まえられた子もいました。



お昼になったところで一旦集合し、皆でお弁当を食べたあとは恒例のジャンケン大会。
スタッフたちが捕まえたカブクワやタマムシ、そしてミヤマカミキリをプレゼントしました。
今回はいつになく希望者が少なくて、ジャンケンをしなくてもお目当ての虫が手に入れられたようでした。



左からニイニイゼミ、カブトムシ、カナブン、ミヤマカミキリ。色々な昆虫を観察できました。



自由解散となったあと、希望者で近くの水路の探索に行きましたが、あいにくヤンマの姿がなくて途中撤収。
その後も残って採集を続ける家族も何組かいたようです。
とにかく暑い一日でしたが無事に開催できてほっとしました。(こ)



今回のお見送り担当は、めずらしい褐色型のハラビロカマキリ(幼虫)