イベントレポート

【昆虫塾】オサホリ体験会

昆虫塾イベントレポート

12月28日(日)、千葉県某所で冬シーズン恒例となりつつある体験会を開催しました。
ファーブル会会員5組(内子供7名)が参加しました。(アテンドスタッフは1名)
集合場所の駅から車で採集ポイントのある山の中へ移動。
真冬にしては気温もやや高く、快晴でしたが、山の中は薄暗くてひんやりしていました。
さて、体験するのは越冬中のオサムシを土の中から掘り出す「オサホリ」という採集。
周辺環境や掘る場所などの説明後、さっそくめいめい持ってきた道具を出して・・・集合写真?

林道を奥へと進みつつ、スタッフが目星をつけた小崖を試掘開始。
やや湿り気のある、固くも柔らかくもない土が出ているところを探します。
深くは潜っていないので、表面を数センチ掘れば出てくるはず。

運よく、さっそく本命のアオオサムシが顔を出しました。
オサムシはこうして土の中に潜り、顔をこちらに向けてじっと冬眠しているのです。

その後も崖をよじ登ったり、斜面林に入ったり、場所を変えながらオサムシやゴミムシを探していきました。
するとあちこちから”採れた”という声が聞こえてきました。
オサムシは、アオオサムシとアワカズサオサムシ(ルイスオサムシ房総亜種)が採れました。
ゴミムシは、ルイスオオゴミムシ、スジアオゴミムシなどが採れました。


子供たち全員、本命を出すことができ、一人で何頭も採れた子もいました。
予定時刻になったので林道を戻り、それぞれの成果の見せ合い。
みんな本命が採れたので、スタッフが採ったアオオサムシはリリースしました。

ただ今回はゴミムシ類が少なく、オサ・ゴミ全部でたったの5種と多様性は高くありませんでした。
オサ・ゴミに限らず、近年昆虫が激減しているように感じます。
温暖化で増えている昆虫(増えたら困る昆虫)もいますが、全体からすればそれはごく一部でしょう。
このオサホリ体験会もいつまでできるか・・・
そんなスタッフの心配をよそに、参加者はみんな笑顔で解散となりました。(こ)

関連記事